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目が覚めた。
少し肌寒い。
車が通った後に、枯れた葉が舞ったのが見えた。
大きな道路の脇の、林の影になっている場所に俺は完全に放置されていた。
「…」
状況が飲み込めない。酔っぱらって外で寝たのかな。
俺は、何気なく自分の腕を見た。
「ちょw」
俺が着ているのはスピードスケートの選手が着るような全身タイツ?だった。
何のネタだよ。
昨日どこで飲んだんだっけな…
あれ?
思い出せない。
それ以前に、
俺、誰だよ。
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