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「リカちゃん…今から
どこ行くか分かってる?」
「んー…。 今、頭ん中混乱してて
鳥渡分かりません。ドコですか?」
キョトンと見上げるリカちゃん。
まあ翌々見れば確かに
中三に見えなくもないなあ…
でも駄目だ!
"中学生に手を出してはイケナイ"
のは大人のたしなみである。
勝手なモラルなのだが。
よし…ホテル行きは止めよう。
そんな性欲に飢えた人間じゃないし、焦ることはない。
「あー…。
じゃあ家まで送るよ。」
予定なんて糞喰らえだ。
突然、リカちゃんが
俺の手を握り締めた。
「そんなことの為に
私を呼び出したんですか!?」
違う !
然しそんな潤んだ眼で
俺を見上げるんじゃないよ!
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