◇> 第弐話 <◇

2/7
122人が本棚に入れています
本棚に追加
/198ページ
      ♪くっく…どうるどるどー♪   なッ!!! ピッ     眼は覚めたが、アラーム音に 私事ながらドン引きした。   錠の囁き声(鶏ver.)が アラーム音になっとる…何故だ。   奴かシューの仕業だ…。 悪戯にも程がある。 … なんて不快な朝だ。           「あ゙ー… 。」と唸る。 寒さのあまり布団から 出ることが出来ない。     ふと昨日の夜を思い出す。   ときめきトゥナイト だったなぁ… と。(笑)       それでもヤキモキしているのは、 本当に家に 帰して仕舞ったせいである。   否。まあ中学生を家に帰すのは 当然なのだが…。     適当な嘘を吐き帰宅させた。     …然しだ… 彼女の家は俺のアパートから そう遠くない。 …つまりチャンスはまだ有(略)       でも彼女…リカちゃんは まだ中学生なのだ…。   俺はロリコンだったのだろうか。     バンドしてるとモテるもんで、 色んな女性とお付き合い (肉体関係ノミも含む) してきたが… 中学生は…。       「ぁあ~…。」 ナヨナヨと初恋中学生の様に 布団を抱き締めた。 切羽詰まればこれだろーが!    
/198ページ

最初のコメントを投稿しよう!