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カレーを食べた後、広間にすし詰めになりながらお経の時間が始まる。オレの忍耐が試される睡魔との戦いの火蓋は切って落とされた。
あの妖怪まがいの少年はあれ以来見ていない
おそらく自分の浮きっぷりに気付いて出て来れないんだろうとオレは予想した。
母親と離れて一番後ろの座布団に胡座をかいたオレは、適度な暖かさと満腹感を得た事でパワーアップした睡魔とそれはそれは熾烈な戦いを繰り広げていた。数学の時間寝ておいて良かった!なんて叫びたいけど叫べない
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