1人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
「平和的解決をお願いします…」
弱々しい声で海が言った。
「これ以上の平和的なことはないですよ♪」
美羽が笑顔で言った。
「…………」
海は無言でお菓子を棚に戻した。
「それでいいのですよ♪」
…………
「なんでお前があそこにいるんだよ?
部活やってたんじゃないのか?」
買い物が終わり、家に向かっている時に海が言った。
「大会前日だから、体をかるく動かしただけだよ」
美羽は空手部に所属している。
最初のコメントを投稿しよう!