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2時間後・・・
全ての人が目を覚ました
落ち着きを無くしてるのもいれば泣きじゃくってる奴もいる
落ち着いてる奴も中には数人いたが本当に数えきれるほどだった
「そろそろゲームが開始してもおかしくないな」
落ち着いた口調で喋る蓮夜
「あぁ」
こんなに落ち着いて返事を返せる自分に驚いた
「始まっても開始3時間は戦闘禁止だから心配はないな・・・」
「あぁ、たしかそんなルールだったな」
「だから―――!」
ビー、ビー、ビー
急にPDAから音が出始めた
それからすぐに声が流れた〈ゲームを開始します。これから30秒後にゲームを開始します〉
「きたな・・・」
「どうするんだ?これから」
「そんなに急いで此処を離れる必要もないだろう、開始30分ぐらいはここにいようと思う」
「すぐに行かないのか?」
「もしかしたら仲間が増えるかもしれないだろ?」
「仲間?」
「あぁ、少しでも多いほうがいいだろ?」
「なるほど」
〈3、2、1、ゲーム開始します〉
この機械音声のカウントダウンでゲームが開始された
この狂ったゲームが
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