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「みんなが･･･生き残る。そんか方法あるんですか」
しまった･･･、失言だったかな
そんな方法探したって見つからないだろう
でもみんなが生き残る為にはこの方法を見つけるしかない
「わからない･･･だけど必ず見つける。こんなゲームには絶対に乗らない！」
可能性はないだろう
だけど諦めたら終りだ
「だから君も来るんだ」
「私は･･･」
「君は俺が死なせない、絶対に守ってみせる」
もう一度この女性に問う
「もう一度聞く、君は死にたいのかい？」
「私は･･･私は･･･生きたい！」
女性は涙を流し、泣き始めた
女性が落ち着いてすぐに蓮夜が戻ってきた
「大丈夫だったみたいだな」
「他に誰かいたか？」
「いなかったよ」
「そうか･･･」
正直期待してたんだがな
「彼女、名前は？」
そういえばまだ名前を聞いてなかったな
「いや、これからだ」
「聞いとけよ」
そんな蓮夜を無視して彼女歩みよる
「もう一人いたんですね」
「ごめんな、言わなくて。それより君の名前は？俺は高山幸一、それで彼は椰子蓮夜、二人とも高校三年だ」
「彼？彼女の間違えじゃないですか？」
やっぱきたか
初対面ならしょうがないか
蓮夜はちょっとショックだったようだ
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