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「あぁ、そうかよ!!悪かったな、もう余計な事はしねぇよ!!」 月森の言葉にカチンときた土浦はそう叫び、月森の前から離れようとする。 「ち、違っ」 そう土浦を呼び止めようと声を出す月森。しかし、喉に引っ掛かる。 すると月森は立ちくらみを起こし、膝をつく。 「ドサッ」 その物音を聴いた土浦は振り向き、驚愕する。 「おい!!月森!!しっかりしろ!!」 顔が真っ青になって唇も色が・・・ 「・・・ったく!!」 渋々月森の腕を土浦の肩に回し、一度月森の家に行った事があったからそのまま月森を家に連れて帰った。 「月森、悪いが鍵を貸して貰うぜ」 土浦がそう言うと、月森の服から鍵を出し、鍵穴に鍵を、ロックが外れたので鍵を月森の服の中に戻し、ドアノブを回し、中に入る。 「・・・お邪魔しま・・・す」 小声で言う土浦。 中は物音一つしない程静寂だ。 (・・・そういや・・・両親は忙しいって言ってたな) (おっと、とりあえず月森をベッドに寝かせないと) 靴を脱ぎ、月森の部屋に行き、新品の様に整っているベッドに寝かせる。 (アイスノンか・・・氷のうは無いのか・・・) 土浦は下に降り、額を冷やす様な物を探すが・・・何処にもない。 仕方がないので近くにあった綺麗なタオルと冷凍庫にあった氷を風呂場にあった洗面器に入れ、水道から水を出し、2階へ上がる。
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