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そんな彼女も高校生になり、同じ中学の生徒が余り行かないような私立の女子高を選んだ。
勉強はそれなりにできた彼女は、高校選びや受験を苦なく熟した。
しかし高校に入ると、女子高と言えばナンパ、合コン、数々の異性とであうきっかけができた。
見かけの良い彼女はそういう誘いを多々受け、参加する度に必ず一人は自分に好意を持つ男を捕まえてきた。
そしてだんだん異性を虜にする要領を身につけ、外見だけでなく、言葉や仕種で、異性を自分に向かせる事が得意になった。
当時彼女は二股三股は当たり前のように熟し、それと同時に女友達が彼女から離れて行く。
【大して美人でもないのに】
そんな言葉が飛び交い、次第に彼女は高校でも孤立していった。
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