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怒っていた詳細は
怖さが勝って思い出せない
「 」
凄く大きな声で
怒声を吐きながら
私を殴った
理由が
本当に解らなかったから
驚いて
泣くしかなかった。
それが、4歳の時
初めて父に殴られた記憶
泣いている私を見て
父は更に興奮して
「お前が泣ける立場じゃないんだよ」
私の髪をつかみながら
顔を近付けて
「解ってんのか!!」
脅すような声で言った。
元々温和な人ではなかったけど
此処まで
怒りを顕にされたのは
初めての事で
私はただ
怯えていて体が竦んだ。
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