20人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日何事も無かった様に
思った。
それは束の間だった。
食事の席に着こうとする
あれ?ご飯…
何度机の上を見ても
状況は変わらない。
何で?
どうして…?
食卓に用意されていたのは
3人分
幾ら見ても
私の分の食事は
私の目の前にも
どこにも無かった
どうして?
嫌な汗が
私の背中を
つたうような気がした。
私の、ご飯?
考えても
状況は変わるでもなく
みんなが御馳走様をした後
私の存在自体
無い事の様に扱われて
結局私は
その日
朝ご飯に
有り付けなかった。
最初のコメントを投稿しよう!