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やっと
ご飯に有り付けたのは
その日のお昼、
幼稚園のお弁当の時間。
お腹が減っていた私は
すぐにでも
お弁当に有り付きたくて
お弁当の前の歌は
途方も無く長く感じた。
終わると
がむしゃらに食べた。
食べおわっても
まだ物足りなかったけど、
仕方がないから
黙って下を向いていた。
おやつの時間に
配られるお菓子は
もっと大切に食べよう。
そう思った。
そうと決めたら
おやつの時間が
待ち通しかった。
遊戯の時間はうわの空で
おやつの時間配られると
時間いっぱい使って
ちびちびと食べた。
おやつが救いだった。
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