その笑顔が心地いいから

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気が付けば、卯月の部屋で眠っているあたし。 やっぱり、あの人にふられたんだな。 この状況は頬っぺたつねるより確実。 そう思うと涙が止まくなりそう。 とりあえず、泣き疲れるまで泣くことにしよう。 でもそう思った時って高確率で泣けないんだなあ、これが。 そういえば、さっき卯月が部屋を出ていったような・・・。 やっぱりそうだ。 あいつにも迷惑かけてるよなあ。 卯月、仕事間に合ったかなあ。 さて、卯月がいないとなると、今日も朝ごはん抜きかな。 この部屋も片付けなきゃなんないし。
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