みえない壁

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向こう側へ走って行くよ 青い風に運ばれて 考えることはない 背負うものはない   できないことがあったっていい チカラがなくても構わない ほら、前を見て。見えるんだろう?   森を抜け、海を飛んで 沈んでいく太陽を見つめ 恐くないだろう? みんな一緒だから   たとえ暗闇に覆われても 嫌なことも全部取っ払って また、見れるはず。あのときの光を   透明の壁は時に頑丈で なかなか崩せないものだけど 風化するのを待っていないで 何度でも、何度でも叩け!   今一度思い返そう なぜここにいるのかを ねえ、見えるかい?   たった独りじゃないんだから その一歩を踏み出して行け そう、見えたよね。進むべき道が
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