歴史

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第二次世界大戦が終戦を迎え日本は良い方向へ変わっていこうとしていた。高度経済成長の真っ直中、前向きな日本の姿勢を本国の国民、それ以外の人々も喜んでいた。しかし、東北地方の盆地にある未開の村ではそれとは逆の方向に動こうとしていた。 その隣の村の先住民は皆、その村を恐れていたという。その人々の言い伝えでそこは「感染村」と呼ばれいた。その話は江戸末期まで遡るという。 ペリー来航後、開国された日本は外国との貿易が盛んに行われていた。貿易されていたものは実に様々であった。中には「人間」というのもあった。しかし当時の日本で「人間の輸入」は許可されていなかった。それは当然のことでもあるが外国の人間は日本に逃げ込まないと生きていくことさえ危うい状況にあったのだ。
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