the end of the nightmare

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  「いっ、急いで助けに行きましょう!」 シルフィードの提案に皆一様に頷いた。 先程まで文句を言っていたルビィやプリムも例外ではない。 慌てて屋敷の外に向かうと、まず目に入ったのが倒れているリリーナだった。 「リリーナさん!?しっかりして!」 皆が心配になって彼女へと駆け寄り、声を掛けるが、全く気付く気配はない。 「ミントちゃん、回復をお願いします」 「――(こくっ!)」 シルフィードの指示に頷くと、彼女はリリーナに回復魔術を施し始めた。 しばらくして 「っ!?………ここは?」 リリーナは無事に目を覚ました。 「よかった…。さっそくで悪いんですがリリーナさん、何があったんですか?」 メイド達は安堵の溜息をつくと、シルフィードが代表して何があったのか尋ねる。 私もよく覚えてないのですが、と前置きしてリリーナは自分の身に起こったことを話し始める。 「―――そして、マリアお嬢様が第二解放して私の魔術を脱出した後、やられたんだと思います」 彼女の話を聞き終えたメイド達は一気に暗くなった。 するとその直後、森の方から何度か爆発音が聞こえ始めた。  
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