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(…流の部屋かぁ。)     私もこの日初めて入った。   いくら仲が良くても、どちらかに恋人が居るときに2人で遊ぶようなことはしない。 そして、大抵は外で遊ぶ。     辺りを見渡す。       さすが男の部屋…   殺風景である。     そんなとき、本棚のところの写真たてに目がいった。     (あ…写真だ。クラスのだ。)   そして…もう1枚   (ん??もぅ一枚は………わた…しとの写真?)     そこには【親友】の文字が…。   わかっていても胸が痛かった。     (…飾ってあるだけでもプラスに考えなきゃね。)   泣きたい気持ちを必死に堪えた。   彼にとっての私は…―ただの友人。
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