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翡「事実上は年間計画を立てたり、溜まった仕事を環境を変えて片付けていくためだ。」
茉「事実上って‥‥じゃあやっぱりそれは二の次で、本命は遊ぶことだったり?」
楠「当たり前じゃない。他に何しに行くの!合宿なのよ、存分に楽しまなきゃ♪」
楠はいつもテンションは高いほうだが、このときばかりは異常なほどで周りの人間にも手が負えるものはいなかった。
茉「“他に何しに行くのよ”って。だから生徒会の仕事もあるし、それに私は残念ながら参加しませんので。」
みんなの前でそう言うとさっそうと立ち上がり生徒会室のドアへと足を運ぶ茉莉。
そんな茉莉の姿を見てみな唖然としている中、一人の男が茉莉へと近寄り腕を強く掴んだ。
翡「なに帰ろうとしてるわけ?まだ話しは済んでないし、それに茉莉は強制参加。」
茉「いや、なぜ私がいつも強制参加なのかがわからない。それに行かないのにこれ以上話しを聞く理由はないと思うが?」
楠「はいはいストップ!茉莉ごめんね、こればっかりは出来れば参加して欲しいの。たぶん椛ちゃんも来ると思うし‥‥ね、蓬先輩?」
蓬「もちろんだよ♪それに惶も来るでしょ?」
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