第一話:キャティ発情!?魔界の媚薬は恋の味!

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  「余計な事? そんなにまずいことなんですか?」 やけに鋭いキィナちゃん。 禁児はもう汗ダラダラです。 「う……そそそそんな事ないんだべぇ。ホシクナールZってのはな、えっとな、星がな、くなるんだよ。こう、くなっ、くなっ、て」 アンタもう喋らない方がいいと思います。 「あの、意味分かりませんけど……。って、キャティさん!?」 「きんじぃ……」 悩むキィナの瞳に、恍惚とした表情のまま、四つん這いで禁児に近付くキャティが移ります。 「キャティさん!! どうしたんですか!? いくらなんでも様子が……」 慌ててキィナがキャティに駆け寄り、そばに脱ぎ捨ててあった禁児の上着を羽織らせます。 「……強度の洗脳魔法がかけられてますね。魔力アイテムの類のような……。禁児さん、キャティさんに何したんですか!?」 キィナが、ネドヴァンに向けたような瞳で禁児をにらみます。 禁児はもう目が泳ぎまくって、水溜まりが出来るほどに汗を流してます。 さあさあ、面白くなって参りました。  
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