第二話:ノインたんのドキドキ性教育

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  「……先生。ちょっと苦しいです」 きつく抱き締められたノインが、小さく悲鳴をあげます。 「我慢しろ。実技講習だ」 そう言いながら、変態禁児はノインの身体に鼻を押し付け、くんかくんかと匂いを嗅ぎまくります。 こいつ、本当に投獄した方が良さそうです。 「ククク……いい匂いだなノインたん。でもしばらくしたらこれがいやらしいメスの匂いに……。ウヒョホホホ!」 本当黙れよ変態。 「……メス?」 ノインが首を傾げますが、禁児はそんなの華麗にスルーして、ノインの細い体を抱き締めながら、頬擦りしたり眺めたりとやりたい放題です。 「さて、本格的な実技に入る前に、その最後の布も外してもらおうか」 禁児が邪悪な笑みを浮かべて言います。 「……これも脱がなきゃ駄目なんですか?」 そう言ってノインが、胸を包む黒い下着をちょんと摘まみます。 「ダメダメ! 当然ダメダメなんだぜ! さあ、脱げ。らじゃ、と言え! そしてブラジャーを取れ! さあさあさあさあ!」 ノリノリの禁児に、少し圧倒されながらも、ノインは小さく頷きます。 「……らじゃ」 ノインが小さい胸の間に、両手をかけました。 どうやらフロントホックのようです。 「……っしょ」 ノインの指がしなやかに動きます。 禁児の荒い息だけが響く部屋に、ホックが外れるプチッという小さな音が響きました。  
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