第二話:ノインたんのドキドキ性教育

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  「ふぇぇっ! さすがアフロ先生! 私達に言えない事を平然と言ってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ! ……じゃなくてっ!!」 何やら早口でまくし立てて、ビシィッと一人ボケ突っ込みをかますキィナ。 この子、頭にグングニルでも刺さってんじゃないでしょうか。 「……ち○こに、と」 「ノイン! メモらんでええわぁ!」 そして澄ました顔でアフロ先生の放った淫語をメモるノイン。 ウェイトレスは大慌てで、客の噴いたコーヒーの後始末をしています。 近年まれにみるカオスです。 「……ん? 何かいけなかったか?」 平然と紅茶を飲みながら、アフロ先生が慌てるキャティ達に問います。 「いけないというか……あの。さっきみたいな直接的なアレじゃなくて、もっと表現というかなんというか……」 「ま、まあ。悪い事はないんやけど、少し下品過ぎやなって……」 一応相手は教師。 キィナとキャティも少し遠慮がちに答えます。 「なるほどな。確かにさっきの回答は、教師として品位や知性に欠けていたな。訂正しよう」 アフロ先生が、もう一度ノインの瞳を見据えます。 「ノイン、赤ちゃんの作り方はな……」 さっきと同じように頷くノイン。そして、アフロ先生の口がゆっくりと開きました。 「ペ○スをヴァ○ナに……」 ぶふぇぁらあぁっ! ぱりんぱりんぱりーん! 「ふぇぇぇっ!!」 またも盛大にコーヒーを噴き出す客。 そこら中で割れるカップ。 そしてキィナの悲鳴。 確かに知性が加わりましたね。 うん。最低です。
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