第一話:キャティ発情!?魔界の媚薬は恋の味!

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  「なになに……? これを飲んだ者は、飲ませた者の事を愛して愛してたまらなくなって、更に身体中が感じやすくなる……と。なるほど、惚れ薬的な効果もあるのか。うひょほほほっ!」 禁児が自室で、股間に香水を噴射して準備をしながら、下品な笑いを浮かべます。 本当に心から思います。 死ねばいいのに。 「なになに…? しかも薬が効いてる間の記憶は、効果が切れた瞬間に綺麗さっぱり忘れちまう……だと? つまりは、いくら好き放題弄んでも報復される心配も無いし、後腐れも無く普段と同じように付き合える訳だな。ブラボウ! この薬ブラボウ! 下着のワイヤーはブラ棒!」 本当に死ねよお前。 「さて、あとはこれを誰に飲ませるか……だな」 禁児がヒキガエルのような笑みを浮かべて、考え込みます。 既に香水は空になり、禁児の股間からはシトラスレモンの香りが漂っていました。 「まず、キィナは今日出掛けてるんだよな。運がいい奴め……。ノインは感電しちまいそうだから却下……」 その時、禁児の頭の上で、電球がぴかっと輝きました。 「そうだ! ロクナに飲ませよう。普段俺を馬鹿にしてるロクナが、従順な女になって俺に身も心も捧げる……。うひょほほほっ! すげえ! これはすげえ!」 禁児が思いっ切り立ち上がりました。 そして別の部分も立ち上がりました。 「ククク……。ロクナにメイド服を着せて、『ご主人様。なんなりとご命令下さい。精一杯ご奉仕しますぅ』なんて……。言わせてえ! 言わせてみてえ! よぉぉっしゃあ、行くぜ!」 禁児が勢い良く部屋を出て、ロクナを探しました。  
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