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Aちゃん(出会い)
僕が三年にあがったとき。
転入してきた女の子がいた
彼女の名前は『Aちゃん』
肩より長い髪のおとなしいかわいい子で大人っぽい印象の子だった。
席が隣になった僕らは、すぐに仲良くなるのだが…
Aちゃんにはもうひとつ特徴があった、それは目の色。
Aちゃんは、左右で目の色が違った。
右目は薄い焦茶。そして左目は赤かった。
まあ正確にいうと薄い赤茶が正しいと思うが、左隣の僕から見ると透き通ってきれいな赤色に見えた。
さて、この赤い目の女の子は僕の人生を少しだけかきまわしていく。
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