最初の話

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最初の話 不思議な体験を書くにあたって、最初になにを書くか迷ったがふと思い出したのでそれを書こうと思う。 小3くらいに部屋であったこと。 床にうつぶせになって本を読んでいた僕は、その状態からゴロっと横に転がった。 「トンッ」と右足がナニカにあたった。僕はとっさに、 「あっ、ごめんなさい」 と、言ってしまったがすぐに気が付く。 あれ?何を蹴ったんだ? ふと足元をみたがそこは部屋の真ん中。もちろん足が当たるような物は何もない。足に残ってるそれは、人の感触だった。 まあ、謝ったからいいか。 僕は、そのまま本を読み続けた。
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