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久留美は、スナックができる店舗を探していた。
かなり古い店舗で、半円型のカウンターで7人掛け。久留美1人で充分できる。
久留美は見栄を張らず、自分で出来る範囲からやっていこうと決めていた。
営業時間は、夜の7時から朝方4時まで。
同伴前のホステスが来れる時間帯、スナックが終わりお客様とアフターに出る時間帯を狙った。
中間の時間帯は、会社員サラリーマンや個人のお客様。
小さい店から頑張っていこうと、久留美は店舗を決めた。
こだわりとして、カラオケの機械は音響の良いものでスピーカーの位置など店の形から1番ベストな音響がでる位置に置いた。
酒の肴は、カウンター上に煮物やオードブルを置き 一皿300円で売った。
セット料金は1000円スタート。ミネラルやアイスは無料にした。
格安で、楽しく癒される店にしたかった。
オープンまで2週間たらずで店舗を決めたので、招待状をまず1番に郵送。
あとはお客様周りで、会社を回った。
光良が車をだしてくれて、毎日のように会社訪問を手伝ってくれた。
オープンを待つだけだ。
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