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「よっ。雪。…と…お、夏貴ちゃん」
でたっっ!!俺の幸せな時間を奪う悪魔。
深海 春仁(シンカイ ハルヒト)
この高校の化学教師。
須王先生と大学が同じらしくて、よ~く保健室に遊びにくる。
そして、俺と先生の仲を邪魔するんだ。
「深海先生っ!俺のこと『夏貴ちゃん』って呼ぶのやめてくださいよっ」
深海先生は須王先生が『夏貴ちゃん』って呼んでくれてるのを真似て、俺のことをそう呼ぶ。
それがクラスの奴らにも広まって、今じゃみんなに呼ばれるようになってしまった。
「なんで?雪は『夏貴ちゃん』って呼んでるのに…」
「先生は特別なのっ!『夏貴ちゃん』って呼んでいいのは須王先生だ…け…///」
……お、俺何言ってんだろっ!?今のじゃまるで告白してるみたいじゃんかっっ///!!
売り言葉に買い言葉。でもないけど、ムキになってとんでもないことを言ってしまった…。と、後悔した。
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