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12月8日
進学のため、春から住むアパートの下見をし、帰りの新幹線の中で、一通のメールが届く📩
『遅くなってごめん、今起きた』
「ん？今起きたってもう夕方に近いぞ💦」
そーいえば、出会い系で春から住む地域の友達を募集的な書き込みして、唯一来た返事がこの子からだった。
こんな時間に起きるなんてどんな生活してるんだか…と思いながらも返信をと！！
『大丈夫だよ☆ちょうど暇してた』と電波を探しながら送信……
新幹線の窓からは田舎の退屈な景色に飽きてた頃に調度いいタイミングでのメール…助かった
返事来てるかなと思って携帯見ても電波悪いな～
時々、圏外表示に、退屈は変わらないなと、諦めかけた頃に返事が来た
『そーなんだ、名前は？私はミユ』
『俺は、ショウ』
色々と話したかったが、これから少しメールのやり取りしたあとにミユからのメール
『用事あるから出かけてきます』……多忙な人だなぁ……
それがミユとの出会いである。
この出会いが、二人の運命を大きく変える出会いであることに気付く訳もなく、新幹線は定刻通り駅に到着…
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