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微妙な間にノグチャンも中々攻めてこない。
組んだらやられる…そう思った俺は軽いローキックを恐る恐るお見舞いした。
ノグチャンのリアクションに何か違和感を感じた…
「(もしかしてコイツ打撃は苦手なんちゃうやろか?)」
もう何発かローキックを続けた。
効いてる!!
次の攻撃に移ろうとしたその時だった。俺を捕まえようとノグチャンがタックルしてきた。
「(早い!ヤバイ!)」
トッサに左膝をあげたらノグチャンの鼻に直撃した。
一瞬で血だらけになった。
倒れるノグチャンを見てチャンスと見た俺は馬乗りになってパンチの雨あられをお見舞いした。
勝った!
今回はたまたま俺が圧勝した。
倒れたノグチャンを気にもせず俺はリベンジの喜びを胸にしまい帰宅した。
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