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ここしかない!
ベスポジについた義則の顔がいつもとは別人だ。
凄い頼れる男って感じで、勇ましささえ感じ取れた。
ジャージとパンツを同時に握るという高度なテクニックで脱がす準備万端だ。
TVの灯りだけで、少し薄暗かったからか、義則は少し顔を近づけてサッとズボンをおろした。
「シュッ!バチーン!」
義則「痛っ!」
状況が分からなかったのでスタンドの電気をつけた。
もはや完全体のノグちゃんのイチモツがで義則の頬をぶん殴っていた。
「ゲ、ゲンゴロウ!」
ピロがそう言った…
意味は全く分からなかったが、何故か納得はできた。
俺らは自分の不甲斐なさに、その日は会話もなく就寝した。
その日弱味を握るどころか、ノグちゃんがピラミッドの頂点を完全に自分の物にした。
義則もいつもの義則に戻ってしまったある夏の夜の話だ。
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