~あらすじ~

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まず最初にナイスな俺の家族を紹介しとこう 父、庄平は遊びに来た息子の友達を酔った勢いでどついてしまうほどの破天荒な野郎だ    そんな彼が大学卒業後に就職した会社で、後に社長にまで成り上がろうとは俺の友人は勿論の事、本人も予想はしてなかったであろう   次はおかん八恵だ  まっ!         たく!俺に興味がないであろう出来事をいくつか紹介しとこう ①生後3ヶ月の息子を近所のスーパーの精肉売場に置き忘れる   ②俺が中学の時、クラスの半分以上がカンニングで親を呼び出された事があった           緊急三者面談で説教をうけて親と一緒に帰宅…といった感じの流れらしい    一組が帰り…二組が帰り…     教室には俺と先生だけ…   もう6時まわってる…   先生「…もう帰ってええわ…」     家に帰るとおかんは「怒られんのかなんし行かんかったわ」        …   ③そんな事にも嫌気がさした俺は夏休みに家出を決行する これまた放任教育の親友ピロの家に居着く事3日 怒られるのを覚悟で帰宅した所、   おかん「あんたご飯いんの!?」       どうやらバレてないらしい…       そして最後に犬猿の仲。2歳上の姉 彩だ  、ソファーで跳び跳ねている俺が気に食わなかったのか、近くにあったおもちゃを次から次に投げつけてきやがった!よける拍子に俺は眉間を強打し3針の重傷をおった  俺のドSは間違いなくアイツの影響や   そんな姉にも一度助けられた事がある 中1の時、放課後友達と帰宅しようとした所、見るからにヤンキーがカツアゲしてきた  ヤバイとは思ったがノリでボコボコにしてさしあげた   次の日の放課後…一人で帰宅しようとしたら校門に10人ぐらいのヤンキーがいる…悪名高き竹山軍団だ!   「ま、まさか俺ちゃうよな…」   う!、後ろの方に昨日の奴がいる!   血の海を覚悟して体育館裏へと招待された…     ビビって全員の顔なんか見れたもんじゃなかった… その中の一人が口を開いた… 「ごめん、許してあげて…コイツ私の弟やねん」     「おねーたまー!!」
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