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ピロの言葉が気になったが、とりあえず解散した。
俺は本屋に寄ってから帰る事にした。
小一時間立ち読みして帰宅した。
すると家の前にピロと坊主頭の片割れが立っている。
「おいピロ。ソイツ知り合いなんか?」
「ノ、ノグチャン!」
ピロの様子を見る限り二人が知り合いである事を察した。
ノグチャンとやらに話しかけようとしたその瞬間であった…
シュッ!ズバン!
いきなりの一本背負いに背中に激痛が走った。
そして痛がる俺の事なんか気にもせずノグチャンは流れるように裸絞めへと移行した。
反撃する事もできずに俺はタップした。
完敗だ…
そして二人は俺を置いて帰って行った…
ピロの笑顔が俺の敗北感を倍増させた…
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