1人が本棚に入れています
本棚に追加
『嗚呼、ユーリ
とても可愛いよ。
この子猫さんは、誰のモノ?』
また、静かに、
そして優しく問い掛けるコンラッド。
「俺、は……
ずっと、コン……ラッドの、モノ///」
顔を真っ赤にして言うユーリを見て、コンラッドは頬の筋肉が若干緩んだ。
『嬉しいよ。
ねぇ、僕の子猫さん。
自分で服……脱いで?』
コクンと頷き、
ユーリは魔法でもかけられたかの様に服に手をかけていく。
脱ごうとするが、何故か脱ぎ始めないユーリ。
どうしたのかと、コンラッドはまた問いかけた。
『ユーリ、どうしたの?』
「体、中がぁっ//
心臓ぅ……みたっ…で、
手ぇ、震えて……脱げないぃ///」
一時だけ忘れていた熱が、再度こみ上げきたらしい。
ユーリは、手だけでなく、体もブルブルと震わせていた。
その様は触れただけで、果ててしまいそうだった。
最初のコメントを投稿しよう!