熱い愛情表現

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『有難うございますアニシナ。それに母上。 今晩はとても楽しめそうですよ。』 上機嫌に二人の女性に笑顔を向けるのは、茶色い髪に、カーキ色の軍服を着た青年。 ウェラー郷コンラートだった。 「あら、良いのよコンラート。 貴方がやっと本気で愛せる方ができたんだもの。私嬉しいわぁvV」 とても嬉しそうに笑う金髪の女性はコンラートの母親、フォンシュピッツヴェーグ郷ツェツィーリエ上王陛下(通称ツェリ様)だった。 「コンラート! これはオマケです。 と言うか、貴方から暫く前に頼まれていた物です。 事が終わったら感想をお聞かせなさい!」 赤い悪魔ことフォンカーベルニコフ郷アニシナもコンラートに言葉をかけた。 『有難うアニシナ! 解った。感想ね。』 二人の言葉を聞き終えたコンラートは部屋を出て行った。 小さな箱に、貰った物を2つ入れて。
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