1人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
『有難うございますアニシナ。それに母上。
今晩はとても楽しめそうですよ。』
上機嫌に二人の女性に笑顔を向けるのは、茶色い髪に、カーキ色の軍服を着た青年。
ウェラー郷コンラートだった。
「あら、良いのよコンラート。
貴方がやっと本気で愛せる方ができたんだもの。私嬉しいわぁvV」
とても嬉しそうに笑う金髪の女性はコンラートの母親、フォンシュピッツヴェーグ郷ツェツィーリエ上王陛下(通称ツェリ様)だった。
「コンラート!
これはオマケです。
と言うか、貴方から暫く前に頼まれていた物です。
事が終わったら感想をお聞かせなさい!」
赤い悪魔ことフォンカーベルニコフ郷アニシナもコンラートに言葉をかけた。
『有難うアニシナ!
解った。感想ね。』
二人の言葉を聞き終えたコンラートは部屋を出て行った。
小さな箱に、貰った物を2つ入れて。
最初のコメントを投稿しよう!