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「お前、彼女はいいの??」
『別れた』
「ふぅん...別れた⁉」
『うん』
衝撃の一言を、危うく聞き逃すところだった俺が聞き返すと、仁は平然と言った。
「なななな...何で⁉」
『動揺しすぎです😏』
(動揺するに決まってるっつの💢
俺、何も聞いてないし💢)
動揺しまくってる俺は、内心そう思っていた。
『理由気になる??😍』
「...全っ然!!」
こいつが、あんなにラブラブだった女を振った理由は、解り切った事だ。
『遠慮すんな😍
本当は、聞きたいんだろ??😍』
「お前が、言いたいだけだろ??😃💢」
『よく分かったな!!
お前エスパッショナル⁉』
「エスパッショナルって何だ!!
エスパーだろ⁉」
『そうそう、それ💡』
「....💢」
本気なのかわざとなのか分からないが、彼に付き合っていると今日のバイトまで体力が持たない。
(あ...感謝会があるの忘れてた...😢)
そう思いながら、仁を放置していると、隣で「理由を聞いてくれ」とギャーギャー煩く言って来た。
いい加減近所迷惑だと思い、理由を聞いてやる事にした。
「分かったから!!
聞いてやるから、静かにしろ!!」
『そんなに聞きたいのかぁ😍
仕方ねぇなぁ😆👍』
(こいつ💢)
そう言った仁にキレそうになったが、今日は忙しいので体力を残す為に我慢した。
「で、何で別れたの??💢」
『それはぁ😍
夜姫ちゃんに惚れたから❤』
「へぇー(棒読み)」
俺はイラ付きながら、仁に聞いた。
そんな俺の態度を知ってか知らずか、楽しそうに彼は答えた。
『反応冷たいよ😢
もっと、温かく見守ってるとか言ってよ😢』
「他人の恋に興味ない😒」
『ヒドイ😱』
「はいはい。
んじゃ、バイトだから✋"」
俺は、解り切った事を聞かされ、仁のテンションに着いていけなくなったので、彼から逃げるように離れバイトへ向かった。
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