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「瞳。また見てるの?」
今日も瞳は窓際で修矢の姿を探していた。
瞳の母は微笑んでその姿を見つめた。
「うん…なんか気になっちゃって。毎日あんなに走ってる人ってすごいなぁって…」
「…そうねぇ。きっと一人で走ってるから自主的にやってるのね。」
「私もあんなに早く走れたら楽しいだろうなぁ……あっ!あの人だ!」
修矢が瞳の家の前を軽快に走り過ぎていった。
「こんなに毎日頑張ってるからきっと真面目な人なのかもね。」瞳の母も修矢の姿を見て感心していた。
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