第一章 ~仲間~

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「清流、起きなさい。 今日中にこの森を抜けるんだから。」 「ん…ああ。 分かったよ…」 眠い…とりあえず眠い。 「もう朝食は出来てるから。 仕度をしたら出てきてちょうだい。」 それから仕度を済ませた俺はシルクと朝食をとった。 「森を抜けるのはどんくらいかかるんだ?」 「だいたい四時間くらいかしら。 疲れてるかもしれないけど、今日中に抜けないとさすがにこれからに支障が出てくるから。」 四時間か… 結構かかるな… それから朝食を済ませた俺達は、森の中を歩いた。
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