第一章 ~仲間~

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それから俺達は森の中を歩き続けた。 三時間半は経ったであろう時、俺達は懐かしき【ブラックウルフ】に遭遇した。 「ずいぶんと懐かしいな…」 数は五匹。 「今の俺なら倒せるかな?」 「当たり前じゃないの。 あんた一人でやりなさいよ。」 シルクの言葉に俺は顔がひきつってしまった。 「俺一人で? 正気ですか、あなたは」 「私は嘘が嫌いなの。 それに、私は出来ないと思うことはしないし、させないわ。 今のあなたなら絶対に勝てるもの。」 そこまで言われるとは… じゃあとりあえずやってみるか。 俺は刀を抜き、ブラックウルフに向かって走った。
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