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それから俺達は森の中を歩き続けた。
三時間半は経ったであろう時、俺達は懐かしき【ブラックウルフ】に遭遇した。
「ずいぶんと懐かしいな…」
数は五匹。
「今の俺なら倒せるかな?」
「当たり前じゃないの。
あんた一人でやりなさいよ。」
シルクの言葉に俺は顔がひきつってしまった。
「俺一人で?
正気ですか、あなたは」
「私は嘘が嫌いなの。
それに、私は出来ないと思うことはしないし、させないわ。
今のあなたなら絶対に勝てるもの。」
そこまで言われるとは…
じゃあとりあえずやってみるか。
俺は刀を抜き、ブラックウルフに向かって走った。
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