第一章 ~仲間~

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「あなたは一体何なの? 清流の手となり足となるんじゃないの!?」 シルクは少し大きめの声で、仮面の男に聞いた。 「ふぅ、俺の言葉は捉え方次第で意味が変わってくる。 手となり足となるは、俺がこいつを殺して俺がこいつの変わりに動くだけかも知れないぞ? なんなら今ここで、こいつを操り人形にしてやろうか?」 そう言って男は俺の首に小さなナイフを突き付けた。 「そんなことさせない! 【赤十字】!」 「ふぅ、まったく… 面倒だな。 【雷衝弾】!」 シルクの十字架は仮面の男の巨大な雷の塊にぶつかり、消え去った。
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