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もちろんこれは俺じゃない…
クラスいちサッカーの上手いイケメンの斉藤君だ！
肝心な俺はと言うと休み時間だと言うのに校庭の隅の大木の影で本を読みながら蓑の外の世界をじっと眺めていた…
今日も何も変わらない日常が過ぎてゆく…
俺は今日最後の授業が終わると鞄をもって教室を出る同級生を見ながら深いため息をついて、
机の中の教科書を鞄に突込むと教室を後にした…
蓑の中の日常が明日から変わる事も知らずに…
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