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全てのものには色があり、それを識別する機能を私たち人間は持っている
赤、黄、緑、白、黒、無色という色
その他たくさんの色
もし色がなかったら?
この物語は『色』のお話
ダイラムスクール
『こら!』
………
少年はガツンと教科書の角で叩かれる
『痛い!……何すんですか!オレ寝てないですよ』
はぁ
とため息をつくと先生は
『たまにはまじめに授業受けるのかと思ったら…』
少年のノートを奪って開いた
ノートには自作のロボット?や怪獣?を1ページ丸々使って一つ一つ書いてある
『名前までつけて!勉強に集中しなさい』
休み時間になり生徒たちは各々動きだした
『ラフティ!先生を怒らしてばっかだな』
うるさいと言わんばかりにキッとにらみつけラフティは言う
『ケニスにはわからないだろうな』
むっと顔をしたケニスはこれかとノートを手に取り
レインボーソニック
(ずいぶんダサいな)
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