壊れ始めた日常

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正直、なつきにはなぜそんなにみんなが心配するのか分からなかった。 自分は「細すぎる」という感覚もなかった。 けれど「吐いている」事は誰にも言わなかった。 どこかで「悪い事をしている」気持ちがあったのだろう。 だから吐きだこを見つけられても問い詰められてもしらをきった。
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