…第一節 「壁」…

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見え易くなるなら好都合だな。何かあれば見つけ易いし、危険も察知出来る。 記憶を消すような奴等だ。何をしてもおかしくない。 ……また怖くなってきたじゃん。何やってんの俺。 そんな緊張感の無い事をだらだら考えてた。 ヒマだし、記憶が無いので今の状況を考えるくらいしか無いもん。 そう思うと余計な事考えられないし、楽かも…。 ………うん!? あぁ!? もう…何だよ…。
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