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俺は、フゥ、そんなに、恨まれる奴だった、のか…!?
向こうに、ハァッ、で、出口があるはず、だ…。
焦らず、ハァ、フゥ、息継ぎも、ゆっくりとだ…。
歩いて1時間の道だった。
走れば、30分くらいだろうか?
30分か…体力が心配だが…。
まだ、行けるはずだ。
だが、俺はまだ自分の置かれている状況を把握しきれていなかった。
恐怖は、気付くからこそ恐ろしく感じる。
俺の脳裏に死が、死ぬという事が、浸透していく。
目の前に、迫りくる壁。
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