…第一節 「壁」…

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迫り来る壁を考慮し、少し離れる。 「…ぅぉおおおお!!!!」 雄叫びを上げ、一気に助走をつける。 3m…!!届くか……!? バンッ!! 勢い良く跳ぶ。 ダンッ!! 壁を踏み、更に跳ぶ。 後10cm…!! ゴォォッ!! 壁はすぐそこまで来ている。 まるでスローモーションのようだ。 全てがゆっくりに…。 ガシッ! 「届いたっ」
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