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「久しぶりに家にでも帰るか」
今日は夏休みのお盆
晋也は久しぶりに実家に帰ることにした
とは言うものの、車で一時間くらいのところにあるだけだ
晋也は、乗り慣れた車のエンジンをかけ、実家まで走らせた
――――――………
実家は晋也が住んでいる都会とかけ離れた田舎で、家の周りは田んぼばかりだ
晋也はその田んぼのなかで車を運転していた
その途中に…
「なんだ?あれ…」
晋也は見に覚えのない、田舎にしてはやけに目立つ店を見つけた
新しくできたコンビニか何かと思い、車を止め、店の中に入っていった
「コンビニか………?」
店の中はコンビニにしたら薄暗くて、店の外見と違い、人もいない
「誰か~いますか~」
晋也が薄暗い店の中でそう叫ぶと、奥から返事をする声が聞こえた
「……はぁい」
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