夢屋さん

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返事をしながら奥から出てきたのは、小さな老婆だった 「なんだね?」 その老婆はやさしく、晋也に聞いた 「いや、なんの店かな~って…」 晋也は、困りながら答えた 「ここかい?ここは、夢の店じゃよ」 「夢の店?」 晋也は老婆に聞き返した すると、老婆は晋也を奥の方に案内してくれた ―――… 店の中は思った以上に広く、数百ものの部屋があった 老婆はその部屋を指差しながら、言った 「…この部屋の中で夢を見るんじゃ」 「……?」 しかし、晋也は老婆の言っている意味がよく分からなかった 「まぁ、とりあえずここに座りなさい」 晋也は老婆に部屋に連れられ、椅子に座らせられた そして、晋也は頭に針を刺された 「――……―――………」 その瞬間、晋也は睡魔に襲われた  
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