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「―――」
「――…」
「…ハッ!!」
晋也が目を覚ますと、老婆がお茶をすすりながらイスに座っていた
「…何でなんだ!?」
晋也は驚きを隠せない
なぜなら、死んだはずの母親が人工的に作られた夢に現れたからだ
「どうしたんじゃ?」
老婆は晋也に気付き、尋ねたが、晋也は答えようとしない
そこで一旦、話は途切れた
――…
――…
長い沈黙状態。
その沈黙状態の中で話始めたのは晋也だった
「何で、『夢の店』をやっているんですか?」
晋也はさっきから気になっていた疑問を老婆にぶつけた
すると、老婆はゆっくりと立ち上がり…
――そのうち分かるよ
とだけ言った
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