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俺は家を後にし、町をぶらぶらしていた
「…やっぱり10年前は懐かしいなあ」
――
―――……
――
―――……
「……」
そして、遂に『10年前の俺』が交通事故に遭うときがやって来た
ここで、『俺』を助けてくれた人に礼を言うんだ
俺は、交差点の脇にある木に隠れて待つことにした
――…
「来た!!」
『10年前の俺』がやって来た
「いったいどんな奴なんだ!?」
俺は、期待に胸を膨らませ、待っていた
………
………
………
しかし、なかなかそれらしき人物は現れない
――――そして
キィィィィ....!!!!
それらしき人物は、現れないまま交通事故は起きた
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