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気付いたら俺は、『10年前の俺』を助けていた
そして、いきなり目の前が真っ暗になった
――
――――……
――
――――……
目を開けると、そこは駅だった
「……そうだったのか」
――…
俺は10年前、交通事故に遭った
そのとき、『ある人物』に助けられた
その人物とは、自分自身だった…
俺は、自分自身に助けられていたのだ
10年の時を越えて、自分の身を自分で守ったのだった
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