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儀式もある程度落ち着いた頃
アチラ父に呼ばれ、私たちは2階に上がった。
そして、アチラ父は1本の太い柱を指し、「どうだ~立派な柱だろう~」と嬉しげに言う。柱のりっぱさはまるきりわからないが。そしてアチラ父は続けた
その立派だという柱の上の方を差して、
「ここをよくみてみなさい!
この家はいずれ○○くん(アチラの名前)のものだ、
○○(子の名前)も喜ぶぞぉ~」
柱の上の方を見ると
○年○月○日建前の日
そのとなりには
アチラの氏名と
子の氏名が刻まれていた
…
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